担当医師の話を聞いた時間は15分ぐらいだったでしょうか?
その間警察(末尾110番)の電話が鳴り、腹立たしかったのを感じつつ
現実をどう受け入れるか、家族も自分も何も出来ない中
『taka34さんはこれからしゃべることも歩くこともできないと思います』
医師の話を聞きながら、現実と夢を行ったり来たりしている感覚になっていく。
低酸素脳症から高次脳機能障害・・・・どんな話なのかどんな状況なのか、病名もピンとこない。
ただ息子は生きている。可能性を信じる。それ以外出てこなかった。
医師の話を聞き、待合室で待つ会社の方々に報告をした。
12時までは元気に仕事の話をしていたそうだ。
そこから1時間も経たない時間に何が起きたのか。
医師も原因・経過はまるで予測できていない。突然死と同じ現象なのだろうか?
なぞしか無い中、現実だけ受け入れろというのか?理不尽に時間が過ぎていく。