4月27日(土)
低酸素脳症はいつまで生きれるのかなんて、最初は考えたことがなかった。
障害が残る程度だけなのかと。
しかし、事は重大だと日々知らされていく。
日々心の恐れが増していく。
常に怖い。
妻と一緒の自宅の休日はここ1か月で初めてだった。
妻はほぼ睡眠薬と安定剤で寝ているしか自分を抑えられない。
起きていると、息子の名前を呼び、悲しみと人の幸せを許せない時間となる。
守ってあげる人が家族全部。
仕事をする時間が無くなっていくが、仕事をする自分に存在があるのか、疑問を持ちながら、働かなければ守れない人が居る。
今は今まで通り、できるだけ同じ日常を送ることで、自分を保っている。
1か月を生きれて息子。次の1か月も生きてくれ。守るのは俺だから。