6月8日(土)
いきなり起きた心肺停止から72日目。
心臓が回復し、脳が止まっている状態だとおおまかな診断により長期脳死期間
が72日となる。
脳波はフラットだとして、脳の100%が死んだのかは断定は出来ない。
本日の面会では、血圧の低下がみられ(上が70)昇圧剤の投与あり。
頭の禿げた部分以外にも多少の感染症が出てCRPが上がったので抗生物質投与。
酸素量・体温・尿・便等問題なし。
低酸素脳症の重要な脳幹が動かない部分を何とかしたい。
身体の安定が最も重要で、腎臓の機能が安定すると、肉体としてはかなり
安定した状態と見られるが、透析器完全離脱というのはかなり慎重。
それは転院先の制限幅が大きく変わるため。
心臓のみが動いている状態での血圧は非常に重要なので、それについても
安定してほしい。まだまだ予断を許さない場所が多く不安も多いが、自発呼吸がどうしても欲しい。脳幹刺激への個人的なアプローチレベルではなく、医学・科学・リハビリ
何でもすぐにでも行いたい。
息子の回復を諦めないのは言葉だけでなく、行動でも動かないといけない。
健康保険届け出・障害者の認定・年金の届け出等々、提出物も多いが、医学的な固定
は事故後3か月なので、私としての目標は届け出の認定ではなく、3か月以内に出来る限り回復できる可能性を増やしたい。